このページは、小松美枝子&小松紀三男 著「楽しむエデイブルフラワー」雄鶏社
の抜粋でまとめました、原稿、写真共に著作権にご注意下さい。
雑誌、新聞、など商標登録は国際的に小松美枝子が取得しています。
Edibule Flower(エデイブル フラワー)はその意味の通り、食べる為の花
新しい形で世界最初に栽培を始めたのは、1983年、アメリカ ロスアンゼルスの
サンタバーバラにある「パラダイス ファーム」です。
イギリスの「ハロッズ」がエディブルフラワーをアメリカから仕入れ販売を始めた事を知った私は
いち早く現地を訪れ、イベント依頼を受けていた、新宿センチュリーハイアットにて、
日本初の「エンジョイ エデイブルフラワー」を開催しました。
新しい食文化として
ハーブに明け暮れる毎日を送っていた私にとって、エデイブルフラワーは
すんなり、しかも今までに無かった”新しい食文化の開花を予感させました。
人が花を食べるようになった理由は、次の四つ
①純粋に植物性食物として。②美しいものへの憧憬から。
③自然、健康志向として。 ④面白さや楽しさを求めて。
①については2800年前の古代インデオ達が砂漠に生える植物の花を常食
していた事を、アメリカのテキサス農工大・人類学の学者が突きとめています。
②③については古代中国の不老長寿食とか世界各地で伝統的に花食がある事が
解っています。日本でも菊の花、桜、菜の花、蕗のとう、等お馴染みの花が
沢山あり、こうした昔からの理由に、さらに④の要素が加わったことで、
全く新しいエデイブルフラワーの世界が生まれたとは言えないでしょうか?
”エデイブルフラワー”と一般的な花との違いは、基本的に栽培育成の方法自体にあります。よくつかわれる薔薇の花にしても町のお花屋さんで売っている観賞用の花とは違い、初めから食用として、厳密な管理による栽培育成の結果、花を付けた品目のみがエデイブルフラワーと言うわけです。
バラについては、中でもダマスクとガリカ系の原種がお勧めです。
左はスタート時から販売している、花のクッキーベースにも飾りにも入っています。
日本で初めてのイベントは、1988年(34年前)新宿にある、ホテル・センチュリーハイアットで依頼され行った、「エンジョイ エディブルフラワー」です。テレビ、新聞、雑誌と多くのマスコミが取り上げ、大盛況!でした
最終日には、ひとひらの花弁も残らなかった程です。(*^_^*)。
NHKから依頼を受けて出演したハイビジョンフィルムをJALの機内で長期にわたり流して下ったせいか、ヨーロッパ、アメリカ、カナダなどからも問い合わせを受けました。
国内で色々な所へ講演に出向きますが、コマーシャルや」ドラマにも取り上げられるようになりました。
★自治体が町おこしに利用したいとか、★生産者が栽培したいとか、お手紙やお電話をいただきます。
アイテムをしっかり選ぶ、そして、マーケティングを確実にする、それが成功のカギです。
日本橋高島屋の「新東京グルメ展」、二子玉川「樹亭」、新宿「伊勢丹」、銀座プランタンと続き、企業も味の素、キョクヨー、日比谷花壇、フジテレビフラワーセンターと本日まで、数え切れないほどの取材を受け、講演や料理をこなしてきました。
#エデイブルフラワーブックの紹介
小松美枝子の「EDIBLEFLOWER」エディブルフラワーライフ・・キラジェンヌ